ここ横浜・若葉台では、若葉台スポーツ・文化推進協議会（スポーツ・文化村＝略称VOSC）を地域開発途上の1985年（昭和60年）に創設し、地域のすべての住民が自主的にスポーツや文化活動を行なえるよう支援してきました。

しかし、このような活動が盛んな地域とはいえ、まだ一部の人（約10％程度）たちの参加にすぎず、大半は観客的スポーツ、鑑賞的文化活動となっているのではないでしょうか。

一方、当地域では少子高齢化が急速に進行し、人口が急激に減少して来ています。また、住民の体力低下が懸念されています。

このような中で、将来を担う子供たちの体力向上と健全育成、高齢者の健康と生きがい作り、また慢性的な運動不足に起因する生活習慣病やメタボリックシンドロームなどの予防・改善に役立つ、運動（生涯スポーツ）と文化活動の役割が、今こそ必要になって来ていると考えます。

そこで私たちは、より多くの地域住民が「いつでも、どこでも、だれでも、いつまでも」をモットーとする「特定非営利活動法人若葉台スポーツ・文化クラブ」を設立することにしました。

当クラブは住民一人ひとりが主役となり、自主運営・管理する地域のクラブです。一人ひとりのレベルと関心度に応じて参加し楽しむことができるスポーツ・文化の場、心身の健康保持・増進と体力の向上を図る場、またスポーツ・文化活動を通じて地域コミュニケ−ション・世代間交流の機会となる場を提供してまいります。

また、当クラブはスポーツ・文化村の理念と実績・伝統を引き継ぎ、ここ若葉台をまさに横浜の「スポーツ・文化の拠点」として内外に発信する大きな役目を持ちつつ、いつまでも活気あふれる元気な地域づくりを推進します。

平成２１年１１月

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　特定非営利活動法人　若葉台スポーツ・文化クラブ　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　設立発起人代表　　南　　　　勇